クレジットカードは複数申し込み、所有が可能です。
2枚以上クレジットカードを持っていると、カード毎の恩恵を受けられたり、様々なメリットがあるのでお勧めです。
しかし2枚以上持っていると
- 管理が大変では?
- 結局使わないのでは?
という疑問も生まれるかと思うので、実際にクレジットカードを複数持つことのメリットやおすすめの使い方について解説していきます。
クレジットカードを複数持つのはおすすめ
このサイトでは何度か言っているのですが、結論としてクレジットカードの複数持ちはお勧めです。
クレジットカードというのは人と同じ様に得意不得意があります。
具体的に言うと
- ポイント還元が高くなる店舗
- 海外旅行に強いサービス
- お出かけ、レジャーの時に役に立つサービス
等です。
基本的にクレジットカードを作る際にこれらの得意不得意の中から自分に一番合うと思われるカードを選びます。
しかしながらこれらの特徴を2つも3つも手に入れたいとなると、クレジットカード一枚ではどうしても足りなくなってしまうのです。
そのため
ポイント還元もお得に旅行にも備えたい!
という方であれば間違いなく複数枚持つべきなのです。
ポイント還元など用途別にカバー出来る
ポイント還元はクレジットカードの中でも最も基本的であり、重要なメリットです。
しかしポイント還元でさえもクレジットカードによって特徴が異なります。
例えば
- コンビニで還元率がアップするカード
- スターバックスで還元率がアップするカード
はそれぞれ異なります。
もちろんどちらでどのカードを使ったとしてもポイントが還元されるので、気にならない方もいるかもしれませんが金額が積もるとかなり差が出てきます。
ポイント還元率の例:10,000円利用の場合
ポイント還元率 | 獲得ポイント数 |
0.5% |
50ポイント |
1.0% | 100ポイント |
5.0% | 500ポイント |
クレジットカードの基本還元率が0.5%~1.0%なので、約5倍から10倍の還元率の差が生まれる事になります。
普段から複数の店舗で買い物をするのであればそれぞれに対応したカードを使い分けるのは効率的でお得でしょう。
また、普段のお買い物と旅行用など用途を完全に分ける事もお勧めします。
クレジットカードには旅行にサービスが特化したカードも存在し、航空券などでマイルが貯まりやすかったり、空港で優待が受けられたりもします。
普段の買い物にはメインで使用するカード一枚で旅行の予約やお供には専用のカードで、という使い方だと、街のこのお店でこのカード、こっちではこのカード!という煩わしさも無いので手軽に複数持ちが出来ると思います。
実質利用可能枠の上限アップになる
クレジットカードの利用枠はカード毎に設定されています。
そのためカードの枚数だけその分クレジットカードを利用できる金額は増えていきます。
カード利用枠の例
A社カード:ご利用枠20万円
B社カード:ご利用枠10万円
合計利用可能枠:30万円
利用枠の為に2枚目を作るというのはお勧めしませんが、万が一片方のカードが使えない場合のリスクヘッジになるのでその点メリットではあります。
複数持ちをお勧めしない人
複数持ちをお勧めすると言いましが、人によってはお勧めしない場合もあります。
ポイントはひとまとめに管理しておきたい人
クレジットカードを複数作ると言うことはポイントも複数貯める事になります。
普段からポイントは一種類だけ貯める派の方には少々管理が煩わしいかもしれません。
ポイントによっては目当ての他社ポイントに交換できる事もありますが、それも一々やるのが面倒な場合もあるため、自分が普段貯めているポイントのカード一枚を長く使った方が良いでしょう。
2枚目を作るとしても付帯サービス目当てや用途を完全に分ける事をお勧めします。
普段の細かい買い物は現金派の人
クレジットカードで最もポイントが貯めやすい使い方として、普段の買い物や飲食費用などを決済する事が挙げられます。
特にコンビニなどの細かい買い物をクレジットカードでコツコツ支払っていくと意外とポイントも馬鹿になりません。
特にコンビニやファーストフード店など街のお店で還元率がアップするカードも増えてきているため、クレジットカードを使うならばそういった用途は無視できないのです。
おすすめの2枚目クレジットカードの選び方
ここからはおすすめの2枚目ガードの選び方、複数持ちの考え方について実際に持ってみた経験から解説します。
育てるカードと普段遣いで分ける
クレジットカードを複数枚持つ場合、1枚はステータスカードまで成長させるもしくはステータスカードを作り、2枚目はサブとして普段のスーパーなどの日用品購入用等に用途を絞るのがおすすめです。
わかりやすく言うと1枚目のメインカードは用途を特に絞らず汎用的な使い方を、2枚目のサブカードは普段買い物をするスーパー等に絞ると言うもの。
2枚待ちの各カード用途別表
一枚目(メインカード) |
ネットショッピング |
二枚目(サブカード) | 日用品の買い物 |
1枚目のカードは長く持つ事の出来るブランドのカードがおすすめです。
ゴールド→プラチナとランクアップ可能なカードを選ぶのが良いでしょう。
2枚目のカードは自分の生活環境に合わせて、スーパー等流通系の会社が提携して出している特定店舗でのポイント特化型がおすすめです。
1枚目はステータスもつく事で付帯サービス面で大きな恩恵を得られる他、利用枠も上がりやすく大きな買い物にも備える事が出来ます。
2枚目は普段の買い物でポイントが貯まりやすく、割引やポイントも1ポイントから買い物に使えたりと家計に助かる使い方が出来ます。
また流通系のクレジットカードのゴールドカードは年間利用額が一定以上の方にインビテーション(招待)が送られて作る事が出来る場合が多く、場合によってはそちらもランクアップを目指すのもありでしょう。
ステータスカード複数持ちは年会費と相談で
ステータスカードを2枚以上持つ場合は年会費が負担にならないかを必ず確認してください。
ゴールドカードであれば安いものは3,000円位から持つ事が出来ますが、プラチナカードですと10,000円以上のカードが普通です。
例えばプラチナカードを持っていても使わなければ年会費だけ取られてしまい、非常に勿体無い状態になってしまいます。
ポイント還元率や付帯サービスの利用状況と年会費が見合っているか考えて作る様にしましょう。
おすすめはプラチナカードとゴールドカードで持つ事です。
プラチナカードまで行くと会社毎のサービスに被るものも多く、複数持つのはお勧め出来ません。
またコンシェルジュサービスなどは一見便利に見えますが、意外と使わない事も多いので気をつけましょう。
ゴールドカードであれば会社毎に特典やサービスも差別化が図られている事も多く、普段遣いで助かるサービスも存在します。
旅行や大きな買い物など力を入れる日にはプラチナ。普段遣いでサービスを受けやすいゴールド。という具合に運用すると良いです。
自分に合ったクレジットカードの組み合わせを選びましょう
クレジットカードを自分に合った物に揃えると毎日が本当に楽しくなります。
自分の通勤ルートで使うお店、休みの日によく行くスーパー、家族で出かけるスポットなどにぴったりのカードを検討してお得で楽しいクレジットカードでの生活を目指してみてください。