メーカー営業の仕事の魅力と特徴
日本はものづくり大国と言われるだけあり、車ならトヨタや日産、電子機器ならパナソニックや三菱、その他大小さまざまな製品が世界でも高い評価を受けています。
ネジ一つ取っても信頼性や強度で海外でも多く使用されている製品も多く、それらを売り込むメーカーの営業は、日本の経済のダイナミズムを肌で感じられる職種といえます。
今回はそんなメーカーの営業の魅力、特徴を紹介していきます。
セールスポイントが明確な商品を扱える
基本的にメーカーは有形商材を取り扱います?メーカー各社は自社商品を開発段階からコンセプトを決め、他社優位性をハッキリさせてから作るので売る側の人間は非常に営業がしやすいというメリットがあります。
無形商材やコンサルティングなどは自分で価値を作っていかなくてはいけない部分が大きいですが、メーカーは商品に対して魅力を感じて買って頂けることが多いため、その点営業はしやすい部類に入ります。
しかしながら取引先との関係値作りやセールストーク、価格交渉等は必要になるのでその点は慣れるまで苦労するかもしれません。
自分で市場を開拓していく楽しみがある
営業という仕事の特性上、常に競合との顧客の奪い合いです。しかし自身で競合に打ち勝って市場の拡大に貢献出来た時は、最もやりがいを感じるとも聞きます。
どんな営業も同じですが、特にメーカーは自社商品かつ有形商材であるため他の人が商品を使っていたり、建物に使われていたりするのを見る事が出来るのでその点より明確にシェアの拡大や自分の仕事の痕跡を感じ取ることができるのが他の仕事よりやりがいを感じられるでしょう。
お客さんとの付き合いが長め
メーカーは基本的に個人よりも法人との付き合いが多めです。
メーカーから卸売、代理店に販売し、それをエンドユーザーに行き渡る仕組みが基本的です。卸売や代理店といったBtoBの付き合いは安定して商品を供給し易くもあるので、代理店の営業担当者と仲良くなり、プライベートで飲みに行ったりしている方もいらっしゃいます。
また担当変更をしても関係が続いたりと対法人いうより人と人の繋がりが強くなる傾向にあります。長く勤めれば勤めるほどその点メリットが大きいように感じられます。メーカー自体、勤続年数が長めなのもそういった人間関係の要因もあると思います。
グルメにも詳しくなるかも?
営業は外出や出張も多いので、必然的に外で昼食を取る事も多いです。そのため自分の営業エリアや出張先のグルメ事情に詳しくなる方も結構います。サラリーマンでグルメブログをやっている方も多いので調べてみるといいでしょう。
友人に美味しいお店を聞かれていきつけを答えられるなんてカッコいいと思いませんか?笑
まとめ
営業は競争あり、人間関係ありで厳しくもやりがいを感じられる仕事です。
辛いとかネガティブなイメージはありますが、自分で数字を作って会社の業績を支えていく営業マンはとてもカッコいい仕事です。
メーカーであれば自社の商品に愛着をもって営業できる為、売れて行った時は喜びもひとしお。商品を生徒や子供に見立てて売れた事を喜ぶ人もいます。
またメーカーは特定分野に特化できる為、同業界の転職では間違いなくプラスに働きますし、営業経験や商品、業界知識から広報や販促企画などの道もあります。
転職の相談はカウンセリングからキャリア相談までまた一括で行える転職エージェントにまず相談するのがおすすめです。