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Skyrim(スカイリム)は何故世界最高のRPGなのか?評価レビュー

スカイリムは2011年に発売された世界的大作RPGシリーズ、エルダースクロールズシリーズの5作目にあたる作品です。

エルダースクロールズシリーズと言えば世界を代表するRPGの代名詞と言える作品。

日本がドラゴンクエストなら欧米ではエルダースクロールズと言える程の歴史と世界観を誇ります。

10年以上前のゲームながら、シリーズを通して未だに根強い人気を誇る本作ですが、何故ここまで評価されるのかについて解説していきます。

Skyrim(スカイリム)の評価

Skyrim(スカイリム)の評価は以下の通りです。

プレイの快適さ 3.5
雰囲気 5.0
ストーリー 5.0
難易度 3.0
総合 4.1

シリーズ5作目にあたり、舞台は過酷な環境の北の大地であるスカイリム地方。

グラフィックも前作オブリビオンから進化して、冒険している感が強くなりました。

今作はモンスター討伐のファンタジーからどちらかといえば人間同士の争い、内戦などが中心。

敵も悪魔、ゴブリン、亡霊よりも盗賊、兵士や野生動物などが多く配置されています。

ドラゴンクエストの様ながっつりファンタジーを期待すると面食らうかもしれませんが、やればやる程にこの世界観かたまらなくなる魅力もあります。

ストーリー関係なしにどこでも行く事の出来る圧倒的な自由度やキャラクター育成の多彩さ、広々としたマップなど、オープンワールドRPGとして大切な要素は大概揃っています。

ストーリーやロールプレイ重視なため、アクションがおざなりになっている部分がありますが、それを補っても余る程のマップ探索要素や世界観があります。

アクション重視の爽快なゲームをしたい方はお勧めしませんが、初めてオープンワールドをやる方には一度触ってもらいたい作品です。

特になりきりプレイや自分でロールプレイしちゃう人は間違いなくハマります。

Skyrim(スカイリム)の面白いところ

Skyrim(スカイリム)の面白いと感じるところは以下になります。

圧倒的自由度の高さ

まず自由度の高さは全オープンワールドの比較しても破格だと思います。

最初のチュートリアルステージさえ終わればどこに行っても自由です。

クエストラインは存在しているものの、一生放置してもまったく問題がありません。

なんなら戦闘せずに村で薪割りや農家の手伝いとして生きて行ってもOK。

または戦闘スキルをがっつり鍛えて強敵に挑んでいくも良しです。

出来ることの多さやベゼスダの芸の細かさがあらゆる所に光ってます。

スキルも戦闘関係のスキルだけでなく、商売に役に立つ話術や盗賊に欠かせない隠密やスリ、魔法使いであれば攻撃の魔法スキルや属性ごとに別れた魔法スキルなど様々。

自分のロールプレイに沿ったキャラクター育成が可能です。

宿屋で座れば注文を聴きに来てくれたり、吟遊詩人にお金を払って歌を歌ってもらったり、街中で魔法を使えば住人が驚いたりとスカイリムという世界から返ってくる反応が多彩で、冒険しているというよりその世界の住人になっている感覚を得られます。

自由度が単なるフリーシナリオとマップの広さだけではないため、プレイ時の満足度は段違いでしょう。

壮大なストーリーと世界観

エルダースクロールズという壮大なサーガが存在する

スカイリムが5作目となるエルダースクロールズシリーズシリーズ。

他の作品は各地方の物語を描いており、全ての世界の設定は共通しています。

しかも世界が神様によって創られてからの歴史まで作られています。

指輪物語も顔負けの壮大な歴史が描かれており、公式の設定まで読み込み始めるとスケールの大きさを更に感じる事が出来ます。

前作のオブリビオンは日本でも発売されており、スカイリムとの共通点や以前の歴史が語られているので気になった方はプレイしてみる事をおすすめします。

Skyrim(スカイリム)で課題に感じるところ

Skyrim(スカイリム)で課題に感じた部分は以下になります。

アクション性は強くない

スカイリムのアクション性は他作品に劣ります。

アクションRPGとして売り出されていますが、アクション動作は単調であり同じファンタジー作品であるウィッチャー3やダークソウル等と比較してしまうと、もっさりした印象になってしまいます。

ただスカイリムに限らずベゼスダのゲームはあくまでもストーリーや雰囲気を楽しむことに重点が置かれているので、個人的には気になりませんでしたが、ゲームにアクションを期待しているひとには物足りない印象になってしまうかもしれません。

ファンタジー色が若干中途半端か

それでもドラゴンの登場シーンは迫力があるぞ

前作のオブリビオンは神との戦いということでインプやゾンビ、亡霊、精霊などファンタジー予想溢れる敵も多数登場しましたが、スカイリムはどちらかと言うと内戦という人間同士の争いがメインです。

ドラゴンこそ登場してストーリーの根幹に絡んできますが、がっつりファンタジーを期待してしまうと少し残念に感じてしまうかもしれません。

それでも魅力的なキャラクターや敵も多くいる為、プレイを続けていればあまり気にならないかもしれません。

装備品デザイン

装備品のデザインはカッコいいものもありますが、若干残念なデザインも多くあります。

ロードオブザリングに出てくるような細身で美しい剣というわけにいかず、太くて無骨な印象の武器が多めです。

鎧もドラゴンクエストの様なデザインではなく、ザ洋ゲーと言った印象です。

日本のRPGを基本に考えると違和感を覚えるかもしれませんが、先入観さえ捨ててしまえば愛着が湧いてくるものです。

総評

スカイリムは洋ゲーのRPGの中でも独自の長い歴史を持つシリーズ作品であり、その中でも傑作と名高い作品です。

荒削りな印象はあるものの、初めての洋ゲーや初めてのオープンワールドゲームにぴったりの作品だと思います。