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GTA5とGTA4の違い、おすすめなところ【オフライン専門】比較してみた!

GTA5とGTA4の違い、おすすめなところ【オフライン専門】比較してみた!

世界的オープンワールドゲームであるグランドセフトオート(以下GTA)の中でも最新作であり、最高傑作とも言えるGTA5が発売されてしばらく経ちます。

最新作の話も出始めており、次はどんな要素が盛り込まれるのか今から楽しみでしかありません。

GTA5は確かに最高傑作ではあったのですが、これまでシリーズを通してきて遊んだ筆者から言わせると若干物足りなさも感じたのも事実。

確かにグラフィックは向上したしゲーム性も磨かれた感はあるのですが、前作からオミットされた要素も多く次回作の期待と共に今回は前作であるGTA4とGTA5に関して比較しながらどちらが面白かったのか?どんな人がそれぞれ楽しめそうか?を改めて解説していきます。

舞台の違い比較

まずGTA4と5の舞台はまったく毛色が異なる街です。

GTA4はニューヨークをモチーフにしたリバティーシティ。

摩天楼とオフィス、どちらかというと完全に街を舞台にしています。

対するGTA5はロサンゼルスをモチーフにしたロスサントス。

ハリウッドやビバリーヒルズをモデルにした街並みが広がり、北側には自然の山々も存在しています。

正に南国のリゾートやハワイなんかも連想させる街並みです。

GTA4は少し暗めの都会をイメージさせる雰囲気で、マフィアやアウトローのロールプレイにはもってこいの舞台だと思います。

ニューヨーク、ロンドンそんな街が好きでじっくり散策したい様な方はおすすめです。

GTA5のロスサントスは都会から自然までバランスよくエリアが配分されています。

全体的に明るい雰囲気でまるでロサンゼルスに旅行に来たかのような感覚になる程です。

思いっきりスポーツカーで街中を走り抜けたり、水上バイクでアクティビティを楽しんだりと、ロールプレイよりはゲームプレイの楽しさに重きが置かれていると思います。

グラフィックの比較

グラフィックは一見新しいGTA5の方が優れていると感じるでしょう。

事実街中の再現や細かい部分や住人の顔の表現はGTA5の方がリアリティがあります。

しかし街の表情という点で見るとGTA4も負けてはいません。

この2作は雰囲気から真逆と言って良い程の出来であり、どうしても明るいGTA5のロサンゼルスがよく見えがちなのですが、陰惨、じめじめした街の雰囲気や車のディテールはGTA5に引けを取りません。

住人それぞれの服装や個性はGTA4の方がバリエーションも多く、観察が非常に楽しいものになっています。

グラフィックの総合点では確かにGTA5が勝っているかもしれませんが、部分部分の作り込みはGTA4も負けていないのです。

アクション挙動の比較

主人公のアクションはGTA5が間違いなく上でしょう。

徒歩からダッシュ、ジャンプなど流石に洗練されており、GTA4の若干もっさり感は無くなりました。

しかし街の住人を含めたアクションのバリエーションはGTA4の方が間違いなく上だと断言出来ます。

例えば車で急接近した際に驚く仕草や、街中でのアクションをよく観察すると明らかに生活感がありリアルです。

新聞を読んだり、物を食べたり人によって見せてくれる表情が違います。

また主人公ができる事に関してもGTA4が間違いなく上です。

  • 露天でのホットドッグやスナックの購入
  • ファストフード店での食事
  • ボーリングやビリヤード
  • 路上に落ちている物を持つことが出来る
  • それを投げる

等これらはGTA5で無くなっている要素なのですが、細かくもオープンワールドで生きている感を出すには意外にも重要なスパイスだと両作品を比較して感じました。

出来る事アクティビティの比較

上記でも説明した通り、GTA4とGTA5は出来る事の特徴がはっきり分かれています。

分かりやすく言うのであれば

  • GTA4:ゲームキャラクターの出来る事が多い
  • GTA5:プレイヤーが出来る事が多い

という差でしょうか。

GTA5ではトライアスロンやスカイダイビングなど広いフィールドを活かしたゲームプレイを提供してくれます。

それに対してGTA4は仲間からの仕事を請け負う形でのお金稼ぎバイトや街中のプレイスポットでの遊び等、アクティビティ=生活の一部と言える物になっています。

GTA5はオンラインにも重きを置いている以上、ヘビーからライトまでユーザーを取り込む必要もあり。万人受けするゲームプレイを充実させる必要があるのだと思います。

その点GTA4はオフラインでオープンワールドの醍醐味やワビ、サビとも言える雰囲気を楽しんだり目的のない散策を楽しめる玄人向けな内容でしよう。

似たゲームで同社のレッドデッドリデンプションがありますが、こちらも目的のない動作一つのディテールや没入感を楽しむゲームであり、目的が明確なゲームプレイやゲーム内で指示された動きをする事に慣れたライトユーザー向けで無い為、賛否両論でした。

GTA4は荒削りな部分も多かったものの、オープンワールドの元々の楽しみ方を表現したゲームだったのでしょう。

GTA5のゲームプレイも非常に楽しく、ゲームを初めてプレイする方から幅広く触ってもらえるデザインは評価に値します。

しかしGTA4の職人芸光るディテールも味わってもらいたいです。

結論:向いている人リアリティ重視ならGTA4、ゲームプレイ重視ならGTA5

最後にそれぞれの作品に向いている人を紹介します。

GTA4:純粋にオープンワールドが好きな人。目的がなくても自分で楽しみを作り出して散策できる人。ロールプレイが好きな人。

GTA5:オープンワールドゲームを触り始めた人。ゲームとしてGTAを楽しみたい人。オンライン多人数でワイワイゲームしたい人。