クレジットカードを持つ方であれば一度は検討したと思われるステータスカード。
ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードと様々なグレードがありますが、最も多く持たれているグレードがゴールドカードになります。
ゴールドカードと言うと一見敷居が高そうに思われますが、意外にも20代でも若くして所有可能なクレジットカードがあったりしますし、サービスも使いやすいものが多いです。
今回はそんなゴールドカードの
- おすすめのゴールドカード紹介
- ゴールドカードについて
を解説していきます。
ゴールドカードについて
ゴールドカードは持ちづらい、審査が絶対通らないのではないか?と思う方もいらっしゃると思います。
そんな方のためにゴールドカードのリアルを解説していこうと思います。
ゴールドカード実はコスパが良い
ゴールドカードと聞くと
年会費が掛かるのではないか?
と考えてしまうのではないでしょうか?
確かにゴールドカードは年会費が高いイメージがあります。
しかしゴールドカードによっては年会費を上回る価値のサービスや、ポイント還元率アップなど魅力的な機能が備わっています。
自分のニーズによっては年会費以上の価値が得られる事も少なくなく、コストパフォーマンスの面で優秀と言えるゴールドカードもあるのです。
ゴールドカードの審査ハードルは高いのか?
ゴールドカードはステータスカードだから審査が厳しいのではないか?
と思いがちな方もいらっしゃると思います。
確かに一般カードよりも審査のハードルが高いのは事実です。
それでも年収が高くないと所有出来ないという訳ではなく、実際に社会人なりたての方でもゴールドカードを持つ事も不可能ではありません。
20代でも持ちやすい
20代でもゴールドカードは持つことが十分に可能です。
クレジットカードの中には20代専用のゴールドカードも存在していたり、年会費が安く持てたりするものもあるので、負担なくゴールドカードを持つ事が出来るので初めてクレジットカードを作りたい方でも安心です。
おすすめのゴールドカードご紹介
ここからはおすすめのクレジットカードをご紹介していきます。
実際のレビューやサービスの使いやすさをベースに選定しています。
それぞれに特徴があるので自分が利用し易いと感じたカードを選んでみてください。
dカード GOLD
dカード GOLDはNTTドコモが発行しているゴールドカードです。
スマートフォンの料金が最大10%還元されるという大きなメリットがまず存在します。
年会費は11,000円と平均的なゴールドカードの金額です。
しかし上記のスマートフォン料金が10%還元により実質年会費をかなり抑える事が可能。
またドコモ光ユーザーであれば、そちらも10%還元であるためポイント還元だけでねあの元を取ることも不可能ではありません。
dポイントは1ポイント1円として、ローソンなどのコンビニをはじめ、飲食店からアパレル、レジャーまで幅広く現金感覚で使う事が可能です。
ドコモの決済アプリd払いとの提携により、更にお得になるキャンペーンも実施されていたりするので、スマートフォンユーザーであればドコモキャリアでなくとも所有するメリットは非常に大きいです。
比較的ゴールドカードの中では審査は通りやすく、20代の方でも所有する事が可能です。
実際に筆者は25歳で申し込んで発行出来たので安定収入があれば問題ないと思います。
JCBゴールド
日本発の国際ブランドであるJCBが発行するゴールドカードです。
JCBゴールドはゴールドカードの中でも旅行、レジャーに強みを持ったゴールドカードになります。
付帯サービスとして保険が充実しています。
最大1億円の傷害保険と、カードで買い物をした商品が破損などした場合に備える事が出来るショッピングガード保険も最大500万円が付帯しています。
また万が一トラブルなどで航空機が遅延した場合には、ホテル代などを補償してくれる等旅行や出張などを手厚いサービスが充実しています。
更にJCBが運営しているJCB GOLD Service CLUB OFFでは一流ホテルでの宿泊やレストランでの食事、レジャーなどを優待価格で利用可能です。
更に年間の利用金額によってザ・プレミアへのインビテーションを受け取る事が出来ます。
プレミアへランクアップするとプライオリティパスや専用のグルメサービス、宿泊プランを利用出来るなどプラチナカードクラスのサービスが利用出来ます。
ワンランク上のゴールドカードを目指したいそんな方にお勧めです。
20代ならGOLD EXTAGEもおすすめ
20代であればJCBの20代専用のゴールドガードであるJCB GOLD EXTAGEがおすすめです。
JCBGOLDとほぼ同じサービスを受ける事が出来る他、年会費が3,300円と格安で持つ事が出来るのが嬉しいポイントです。
初めて20代でゴールドカードを持つ事を検討する際に是非選択肢に入れて欲しいカードになります。
三井住友ゴールドカードナンバーレス
三井住友カードから三井住友ゴールドカードのナンバーレスが登場しました。
券面にカード番号がないデザインはセキュリティの観点からも安全性が高い上に、シンプルでかっこいいデザインになっています。
このカードの最大の特徴は年会費です。
初年度の年会費が無料であり、年間の利用金額が100万円以上という条件達成で翌年以降の年会費が永年無料になります。
ゴールドカードで年会費永年無料のカードはかなり希少である他、条件も比較的達成ラインも低めなので是非利用して目指して欲しいです。
ポイント還元率は一般カードの三井住友カードナンバーレスから引き継いだ、コンビニ3社、マクドナルドで5%還元という高還元率。
普段使いのカードとしてこの上ない性能です。
年会費永年無料は初年度から狙えるので、無料でゴールドカードが持てるのは非常に大きいのではないでしょうか。
空港ラウンジサービスや保険も他社カードと比べて遜色ないのでおすすめの一枚です。
SPGアメックス(スターウッド・プリファード・ゲストアメリカンエキスプレス)
国際ブランドのアメリカンエキスプレスから発行されているクレジットカードです。
通称SPGアメックスは年会費が34,100円とゴールドカードの中では高い部類に入ります。
しかし年会費に値するサービスが所有するだけで得る事が可能です。
まず世界的ホテルグループであるマリオットボンヴォイの会員資格を付与。
アジア太平洋地域のグループホテルのレストラン利用料金が全て15%オフ。
カードの更新時には無料宿泊をプレゼントしてくれます。
通常の宿泊料金を考えれば無料宿泊だけで年会費以上の価値があると言えます。
更に空港ラウンジ特典や航空機遅延補償、購入した商品への補償まで充実しています。
特典の充実と安心のサービスのワンランク上のゴールドカードです。
au PAYゴールドカード
au PAYゴールドカードは通信キャリアのauから発行されているゴールドカードです。
auのスマートフォン料金が最大11%還元と高還元率を誇り、更に電気、ガスをauでんき、都市ガス for auに切り替えて支払うと3%のポイント還元になります。
生活で必ず掛かる公共料金まで無駄なくポイント還元対象になるのはありがたいです。
またau PAYでコード払いをする事で最大2.5%のポイント還元と高還元率のクレジットカードです。
貯まるポイントはPontaポイント。
コンビニや飲食店で1ポイント1円として支払いに利用可能です。
auのキャリアを利用していたら必携レベルのクレジットカードと言えるでしょう。
エポスゴールドカード
エポスゴールドカードはマルイから発行されるクレジットカードです。
通常のエポスカードはポイントの有効期限が2年なのに対して、ゴールドカードは無期限になる他、年間のボーナスポイントが10,000ポイント付与されます。
マルイの格店舗利用でポイント還元率がアップ(0.5%から1.0%へアップ)する他、3店舗までポイントアップするお店を指定出来、そこでの利用は最大3倍までアップします。
またリゾートホテルの宿泊優待や空港ラウンジサービスも付帯しているので、レジャーでも活躍出来ます。
マルイでのポイント高還元が非常に大きい為、首都圏の駅を利用するのであれば作って損のないゴールドカードです。
ビューゴールドプラスカード
ビューゴールドプラスカードはJR東日本が発行するビューカードのゴールドカードです。
ビューゴールドプラスカードの最大の利点は定期券と一体型で発行できる点でしょう。
鉄道会社が出しているカードだけあって、定期券と一体型である他、オートチャージ機能もクレジットカードの機能として付いてきます。
通常のカード利用だと1,000円につき5ポイントの還元率ですが、オートチャージの還元率は1,000円で15ポイントと3倍にアップ。
更に定期券をビューゴールドプラスカードで購入すると1,000円につき40ポイントと8倍の高還元率になります。
貯めたポイントはSuicaのチャージに充てられる他、加盟店にて1ポイント1円として使えます。
お買い物や飲食店での利用の場合、アトレやエキュートなどの駅ビルでの利用がメインとなります。
付帯サービスとしてはJR東日本グループの施設で優待サービスが受けられる他、空港ラウンジなどの基本的なゴールドカードのサービスは揃っています。
JR東日本の施設の優待は東京駅のラウンジをはじめ、JRの駅近の飲食店やレンタカー、スポーツジムなど幅広いサービスを受ける事が出来ます。
JRの駅を中心としているため、出張や電車移動が多い方はかなり恩恵を受ける事が出来るでしょう。
年会費は11,000円ですが、定期購入やオートチャージの還元率を考えれば意外にも元は取りやすいカードです。
チャージに充当出来る為、交通費が浮くのは恩恵を感じやすいでしょう。
ランクアップで狙って欲しいゴールドカード
ゴールドカードにはインビテーション限定のゴールドカードも存在します。
条件を満たした人に付与されるゴールドカードの中でも特におすすめしたい一枚をご紹介します。
イオンゴールドカード
イオンゴールドカードはイオングループが発行するゴールドカードで、一般カードであるイオンカードからのランクアップでのみ発行が可能です。
イオンゴールドカードの招待条件はイオンカードの年間利用金額が100万円以上。
食費や生活費を中心に使っていけば決して難しい条件ではありません。
しかもイオンゴールドカードは年会費が無料。
それでいて空港ラウンジ、イオンの各店舗のラウンジサービス、付帯保険(最大5,000万円)とゴールドカードのサービスは不足なく受ける事が出来ます。
イオンカードのポイントや優待はそのままにゴールドカードで更にサービスが充実するので、近所にイオンモールなどの店舗があれば間違いなく目指して利用する事をおすすめします。
イオンカードの詳細、サービスはこちらの記事をご参照ください。
イオンカードセレクトはイオンを運営しているイオンのグループ会社、イオンクレジットサービスが発行しているクレジットカードです。 クレジットカードと電子マネーWAON、銀行のキャッシュカードが一枚にまとまっているのが特徴です。[…]
まとめ:ゴールドカードで人生を豊かに
ゴールドカードを持つ事は充実したサービスを享受できる事に加えて、利用限度額も上がり、社会的信用にもプラスになります。
年会費が掛かるカードが多い為作る事を迷ってしまう事もありますが、自分に合ったゴールドカードであれば長く様々な場面で役に立ってくれます。
年々ゴールドカードもハードルは下がり、持ちやすいステータスカードへと変化しているのでお気に入りの一枚を探して申し込んでみてください。