現在多種多様なゲームがリリースされている中、PS5等のコンシューマ機だけでなくPCゲームにも注目が集まっています。
特にコロナ禍において、ゲーミングPCの需要は増えてきています。自宅での過ごし方が増え、自宅でのエンターテイメントの需要が高まったことが要因の一つとされています。
特に、オンラインゲームやストリーミングサービスの利用が増え、高性能なゲームPCが必要になっているため、需要が増加しています。また、在宅勤務やリモートワークが増えたことで、自宅での仕事に必要な高性能なパソコンを求める人も増えています。
さらに、コロナ禍によるパーツの供給不足や価格の高騰などの影響もあり、ゲーミングPCの需要は増加傾向にあります。しかし、パーツの調達や価格の変動には注意が必要であり、予算や必要な性能に合わせて適切な構成を選ぶことが重要です。
自分で自作ゲーミングPCを組み立てるメリットとは
自作でゲーミングPCを組み立てるメリットは以下のとおりです。
- パフォーマンスを最大限に引き出すことができる 自作PCは、自分でパーツを選択することができるため、使用目的に合わせて最適なパーツを組み合わせることができます。そのため、性能面で必要なパーツを選択し、最大限のパフォーマンスを引き出すことができます。
- 拡張性が高い 自作PCは、自分でパーツを取り付けるため、後からパーツを交換することが簡単にできます。また、オーバークロックなどのパフォーマンスチューニングも自由に行えるため、将来的にアップグレードすることも容易です。
- コストパフォーマンスが高い 自作PCは、市販のパソコンよりもコストパフォーマンスが高い場合があります。自分でパーツを選択することができるため、予算内で必要な性能を引き出すことができます。
- 好みに合わせたデザインが可能 自作PCは、自分でケースやRGB照明を選ぶことができるため、自分好みのデザインにカスタマイズすることができます。
以上のように、自作でゲーミングPCを組み立てるメリットは多岐にわたります。ただし、自分で組み立てるには知識や技術が必要であるため、事前に情報収集や十分な準備を行うことが重要です。
自作ゲーミングPCのおすすめパーツブランド
自作PCの部品には様々なブランドがありますが自作でゲーミングPCを組み立てる場合、以下のブランドがおすすめです。
- ASUS(エイスース):マザーボードやグラフィックカードの性能が高く、ゲームに必要な機能が豊富に搭載されています。
- NVIDIA(エヌビディア):グラフィックスカードのトップブランドで、高性能なGPUを提供しています。
- Intel(インテル):CPUの性能が高く、オーバークロックにも適しているため、ゲームに最適なPCを組み立てることができます。
- AMD(エーエムディー):CPUとグラフィックスカードの両方を提供しており、高性能なゲームPCを組み立てることができます。
- Corsair(コルセア):PCケースや電源ユニット、メモリなど、高品質なパーツを提供しています。また、RGB照明などの装飾性にも優れています。
- G.Skill(ジースキル):高速で高性能なメモリを提供しており、ゲームに最適なパフォーマンスを発揮することができます。
これらのブランドは、高性能なゲームPCを組み立てるために必要なパーツを提供しており、信頼性も高いため、おすすめです。ただし、使用目的や予算によって最適なブランドは異なるため、自分に合ったブランドを選ぶことが重要です。
予算10万円以下で作れる!自作ゲーミングPCの一例
予算10万円以下でもゲーミングPCを自作することができます。以下は、10万円以下で組めるおすすめのゲーミングPC構成例です。
CPU: AMD Ryzen 5 5600G – 約2万5,000円
マザーボード: ASRock B550M Pro4 – 約1万8,000円
メモリ: Crucial 16GB (8GB×2) DDR4-3200 – 約7,000円
ストレージ: WD Blue SN550 500GB M.2 SSD – 約7,000円
グラフィックスカード: NVIDIA GeForce GTX 1650 SUPER – 約3万8,000円
電源ユニット: シーソニック FOCUS GX-550 – 約7,000円
ケース: シルバーストーン FARA R1 – 約5,000円
合計:約9万0,000円
この構成であれば、多くのゲームを快適にプレイすることができます。ただし、グラフィックスカードは現在の市場価格によって大幅に価格が変動するため、現在の価格を確認することをおすすめします。また、使用する部品や性能によって価格が変動するため、予算内で最適な構成を選ぶことが重要です。
PCを組み立てる際にあると便利なもの
PCを組み立てる際に必要な道具とあると更に便利なものをご紹介します。
PCは組み立てて終わりではなく、その後もメンテナンスや修理、スペックを上げるためにパーツを付け替えるなどいじる機会は意外と多いものです。そのために快適に作業出来る道具を揃えておくことは重要になります。
下記が、自作PCを組み立てる際に便利なものの一例です。
- マグネットドライバー:小さいネジを締める際に便利で、細かい箇所でも締めやすくなります。
- マット:PCの部品を組み立てる際に落下した場合でも衝撃を吸収してくれるので、部品を守ることができます。
- 静電気防止ブレスレット:PCの部品を扱う際に、静電気によって部品が壊れてしまうことがあります。静電気防止ブレスレットを使用することで、静電気を逃がすことができます。
- 筆記用具:組み立てる際に、部品の種類や接続方法などをメモすることができます。
- サーマルペースト:CPUやGPUの冷却に必要なサーマルペーストを用意しておくことで、適切な温度管理を行うことができます。
- コンプレッサー:PCの部品についたホコリやゴミを吹き飛ばすことができます。特に、ファンやヒートシンクの掃除に便利です。
- 小型ライト:暗い場所で作業する際に便利で、小さな部品の接続作業をしやすくなります。
- ツールキット:各種ドライバーやプライヤー、ニッパーなどが入ったツールキットを用意することで、作業がしやすくなります。
- 組み立てガイド:各部品の取り付け方法や接続方法を詳しく説明した組み立てガイドがあると、作業がスムーズに進みます。
組み立てガイド等はYouTube等でもPCの組み立て動画が公開されているので、わかりやすいものを自分で選んでみることでも代用可能です。
※おまけ※ゲームするならデスクトップとノートどっちがおすすめか?
ゲームをする場合、デスクトップPCがおすすめです。
デスクトップPCは、大きなケースに高性能なパーツを組み合わせることができるため、ノートPCよりも高い性能を発揮することができます。また、パーツを交換することが簡単であるため、アップグレードが容易であり、長期間使い続けることができます。
一方、ノートPCは持ち運びができるため、移動が多い場合や場所を取りたくない場合には便利です。また、最近では高性能なグラフィックカードを搭載したゲーミングノートPCもありますが、デスクトップPCに比べると性能が劣ることが多いです。
さらに、デスクトップPCの場合、ケースや冷却ファンを選ぶことができるため、熱対策もしっかりとできます。一方、ノートPCは、熱がこもりやすく、熱問題が起きやすいというデメリットがあります。
総合的に考えると、ゲームをする場合は、デスクトップPCがより高いパフォーマンスを発揮できるため、おすすめです。ただし、移動が多い場合や場所を取りたくない場合は、ノートPCを選ぶことも一つの選択肢となります。