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【志望者必見】なぜ広告業界は残業が多いのか?

【志望者必見】なぜ広告業界は残業が多いのか?

広告業界特に広告代理店業はニュースにもなっている通り、残業、長時間労働が多い傾向にあります。最近は改善されている等と言われていますが、実際に働いている身からすると残業が多い体質はあまり変わっていない印象です。

残業時間の長さは会社にもよりますが、ニュースになってしまうような長さの会社はほとんど無くなったものの、規定の残業時間ギリギリまで残業する会社も多いと思います。

今回は広告代理店が残業が多い理由、ポイントを以下の4点にまとめました。

  • 仕事に明確な終わりが無い
  • 資料作りが膨大
  • 自分の職種以外の業務も出来る様にしようとする
  • 打ち合わせが多すぎる

各ポイントの理由も含めて説明していきたいと思います。

仕事に明確な終わりが無い

広告代理店問わずWEB業界あるあるなのですが、常に新しいシステムや媒体が開発される業界なので、インプットしようと思えばいくらでも学ぶ事が出来ます。

またクライアントの為出来る事に拘るとそれもキリが無く、アウトプットの仕方も資料一つからいくらでも作り込んだり、商談の準備の為に休みの日でもセミナーに参加したりする人もいます。

業界的にワーカーホリックな人が多いので、そのあたりは社風と自分の仕事観のバランスが保てるかどうかが大切になります。

資料作りが膨大

これは本当に今でも思い出が蘇ります。

WEB業界でslerでもなければ決まった商談資料など無く、商談用の資料は毎回作成します。その度にデータの分析をしたり、関係部署と打ち合わせをしたりといろいろな事に時間を取られるので、この業界の残業時間の大半は資料作りに費やしていると言っても過言では無いでしょう。

特に筆者は案件の受注を決めるコンペの前は夜通し資料を作ったりした事があります。電通にも提案資料を作っていないときは死んでいるのと同じだ!みたいな格言がありますが、まさしくその通りになっていました。

自分の職種以外の業務も出来る様にしようとする

小~中規模の代理店によくありがちですが、営業であっても事務の方のレポート業務も出来る人が評価されたり、WEB広告であれば広告の運用まで出来る方が社内の評価が高い上に、自分にもその業務レベルを当然のように求められることがあります。

ここまでする理由は万が一その人が休んだら出来る様にという事が殆どなのですが、そこのスケジュール調整含めて仕事でしょと当時は思いながらやった記憶があります。スキルだけ身につけて転職する目的であればそこまでここは意識しなくてもいいと思います。

打ち合わせが多すぎる

MTGは仕事に関わるものからそうで無いものまで多いです。社内外共に関係者が多い仕事なので正直仕方ないのは分かっていますが、忙しくても一日打ち合わせで終わるなんて日もあります。

筆者は本当に作業に集中したい時はカレンダーにその時間を作業時間として登録して、他の予定をブロックしていました。

まとめ

ここまで残業が多いアピールをしましたが、ただ残業が多いというだけではなくそれを乗り越えて働く事で、他の業界でも圧倒的に通用する仕事への向き合い方や、タフさ、分析能力、アウトプット力等が身に付きます。

特に20代、30代の内に経験しておくとある種の自己鍛錬になったり、自分の市場価値の上昇にも繋がります。残業もスキルアップに繋がると思うとモチベーション高く行う事が出来ました!※無論そんなモチベーションで臨める残業ばかりでもありませんでしたが笑笑